京都市立芸術大学作品展2016

会期終了日:2017年2月20日

2016年度作品展

 

 

 

 

 

 

2月に入りましたね。もう2017年になってからひと月が経ってしまいました…早いものです。
この時期は、各地の美大・芸大が大きな展覧会を開催しています。
京芸も例に漏れず2月8日(水)〜12日(日)まで、作品展を行っていました。
「卒業制作展」ではなく「作品展」であるところが本学の特徴です。卒業生だけでなく、学部の1回生から4回生、大学院の1・2回生全員が出品します。
もちろん展示数は膨大な数に…!メイン会場は京都市美術館の本館ですが、その他京都市美術館別館や、京都市立芸術大学構内でも展示が行われます。
全会場をじっくり見ようと思ったら、1日ではとても無理!
そこで今回のレビューでは、web更新班員お気に入りの作品をダイジェストでご紹介します。作品展後に写真を持ち寄りワイワイとお話ししました。

まずは染織専攻4回生の寺川茜さんの「Dreams are for weaving -for you and I-」

寺川茜「Dreams are for weaving -for you and I-」-01

寺川茜「Dreams are for weaving -for you and I-」-01

 

 

 

 

 

 

 

 

寺川茜「Dreams are for weaving -for you and I-」

寺川茜「Dreams are for weaving -for you and I-」-02

 

 

 

 

 

 

倉澤「窓を背に光が透ける感じが綺麗」
藤山「美術館ではできない展示ですよね」

次も同じく大学の中央棟講義室を一部屋貸し切って展示していた、陶磁器4回生の毛利愛実子さんの「お気に入りの日もそうでない日も」

毛利愛実子「お気に入りの日もそうでない日も」-01

毛利愛実子「お気に入りの日もそうでない日も」-01

 

 

 

 

 

 

 

様々な高さの展示台に、陶磁器でできた街が置かれています。

毛利愛実子「お気に入りの日もそうでない日も」-02

毛利愛実子「お気に入りの日もそうでない日も」-02

 

 

 

 

 

 

 

毛利愛実子「お気に入りの日もそうでない日も」-03

毛利愛実子「お気に入りの日もそうでない日も」-03

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

毛利愛実子「お気に入りの日もそうでない日も」-04

毛利愛実子「お気に入りの日もそうでない日も」-04

 

 

 

 

 

 

 

 

毛利愛実子「お気に入りの日もそうでない日も」-05

毛利愛実子「お気に入りの日もそうでない日も」-05

 

 

 

 

 

 

 

 

「絵本の世界みたいで可愛い」「一部屋まるごと作品にしていて、世界観にひきこまれる」と班員の間で大人気。

倉澤「部屋の中だけじゃなくて、窓の外にも作品置いてありましたね」
上杉「気付かなかった……!写真は!?」
倉澤「上手く撮れませんでした……」
上手に写真を撮れた方がいらっしゃいましたら、web班までご連絡をお願いします…

そしてこちらもよく見ないと見逃してしまいそうな作品。

東美旺花「森のすいぞくかん」-01

東美旺花「森のすいぞくかん」-01

 

 

 

 

 

 

 

西森「これ、どれが作品かわかりますか?」
柴田「木の根元にくっついてる魚だよね?見たよ。」
西森「いえ、それもそうですがこの枯れた人工池の中に」

東美旺花「森のすいぞくかん」-02

東美旺花「森のすいぞくかん」-02

 

 

 

 

 

 

西森「お魚が」
柴田「え、知らなかった!」
西森「しかも、この葉っぱに見えるのも」

東美旺花「森のすいぞくかん」-03

東美旺花「森のすいぞくかん」-03

 

 

 

 

 

 

西森「全部陶器です」
一同「ひえぇーーー!?…ほんとだ…すごい…」
澤田「気が遠くなりますね……」

学内にはこんな趣向を凝らした作品もありました。急いでいると見逃してしまうのでご注意を。以上、東美旺花さんの「森のすいぞくかん」でした。

普段は制作に使われるアトリエでも展示が行われています。

蛭田美保子「第二の調理法」

蛭田美保子「第二の調理法」

 

 

 

 

 

 

 

 

3月25日より大阪市浪速のSUNABAギャラリーにて個展が開催される、蛭田美保子さんの作品。

澤田「食べ物の生々しい表現が魅力的で、思わず写真を撮りました」

一見すると何が描かれているのか分かりにくいですが、見れば見るほど惹きつけられる作品です。

個展は3月25日から4月5日まで、SUNABAギャラリーにて開催予定。
蛭田美保子個展 食像崇拝(ギャラリーガイドへ飛びます)

ここからは京都市美術館で展示されていた作品をご紹介します。

まずは漆工4回生の猪俣愛さんの「亀手箱」。

猪俣愛「亀手箱」

猪俣愛「亀手箱」

 

 

 

 

 

 

 

 

柴田「これよかった!」
藤山「かわいいし、クオリティも高かったですね」
ユーモラスな発想だけでなく、技術の高さが伴った作品でした。売られていたら購入したい作品。

酒井里紗「装う棚田」

酒井里紗「装う棚田」

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらも「欲しい!!」との声が続出した作品。
漆工3回生の酒井里紗さんによる「装う棚田」
木の土台にレジンなどで装飾を施したアクセサリートレイです。

酒井里紗「装う棚田」使用例

酒井里紗「装う棚田」使用例

 

 

 

 

 

 

 

 

次はこちらの作品。一見すると人の手を型取りしたオブジェに見えますが、

中田恵子「ヒト」

中田恵子「ヒト」

 

 

 

 

 

 

 

 

備え付けのライトで中を照らすと、金属粉が蒔絵のように散らされています。

中田恵子「ヒト」内部

中田恵子「ヒト」内部

 

 

 

 

 

 

 

 

倉澤「キャプションもおもしろくて、出土品のタグみたいなんです」
柏山「コンセプト込で楽しめる作品ですね」

中田恵子「ヒト」付属タグ

中田恵子「ヒト」付属タグ

 

 

 

 

 

 

 

 

産地「日本・京都」、地質時代「新世代第四紀人新世」など、未来人が掘り出した遺物であることを示唆するようなキャプション。
採集者の中田恵子さんは作者のお名前です。

班員おすすめ作品は立体が多かったのですが、平面作品も負けてはいません。

松岡勇樹「無垢の春」

松岡勇樹「無垢の春」-01

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本画3回生松岡勇樹さんの「無垢の春」。墨で描かれた樹に淡く色づいた様子が美しい作品です。

松岡勇樹「無垢の春」-02

松岡勇樹「無垢の春」-02

 

 

 

 

 

 

 

藤山「タイトルと作品がマッチしている!」
西森「今までにあったようでなかった表現だね」
柴田「今後の作品も楽しみだなあ」

以上、本年の作品展レポートでした!
ここで紹介できたのはほんの一部ですが、少しでも展示の雰囲気が伝わったでしょうか。

京都市美術館は本年より大規模な改修工事が予定されており、同美術館での作品展開催はしばらくお休みになります。
そのため来年からの展示は様々な面で大きく変わることが予想されます!
本学キャンパスは京都駅からバスで約50分と、決してアクセスに恵まれているとはいえません……
どれだけの人が来場されるのか予想がつきませんが、よい展示にしていきたいと思います。

感想・写真 web班構成員
文 4回生柴田